12月22日、東京衛生学園で行われた(一社)北辰会の代表講演に行ってきました。
毎年恒例となっています、東京での代表講演ですが、今年は脈診をテーマに開催されました。
午前中は蒼天堂の尾崎真哉先生による「脈診の歴史」
古代中国文明からはじまり、脈診がどのように形成され発展していったか。歴代医家の考案した脈診法について。
患者さんを治療するためにいかに奮闘してきたかが窺いしれました。
午後からは、清明院の竹下有先生による「様々な脈診と胃の気の脈診」
近代日本における様々な脈診の紹介と北辰会の提唱する「胃の気の脈診」の解説が行われました。
胃の気の脈診とは、藤本蓮風会長が脈診の本質とは「胃の気そのものを窺うこと」と考え、創出したものです。胃の気の「有無」だけでなく「盛衰」を窺うことができます。
最後は、藤本新風代表による講義と実技
刺鍼と脈診とをどうつなげていくか。そして、いかに患者さんに圧迫感や負担感を感じさせないようにするか。基礎技術の習得。
その後の懇親会と合わせ大きな刺激をうけた一日でした。